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事業再編で思うこと

最近、事業再編に関するご相談を受けることが増えています。
これまで可能だったビジネスが業界の構造の変化で難しくなっている。
こういうお悩みを持った経営者の方からのご相談が増えています。


こうした事業再編、業界の変化を感じる象徴的なニュースがありました。

半導体を分離 脱「自前主義」というパナソニックの記事です。

パナソニックが富山、新潟にある半導体の主力工場を年度何分社して
イスラエルの半導体受託生産会社大手に株式の過半を売却するとのことです。
海外の5つの半導体組み立て工場もシンガポール企業に売却する方向で
交渉中とのことです。


私がこの記事で関心を持ったのは2つです。
一つは、垂直統合モデルの変化という点です。
半導体はかつては自社消費で5割以上もあり、部品から完成品まで
手掛け、デジタル家電事業の高収益を支えたパナソニックの象徴です。
「垂直統合」モデルからの決別と、記事にはありますが
事業構造を変えていくというのは確かでしょう。

もう一つは、半導体事業の歴史です。
半導体事業は創業者の松下幸之助氏が1952年にオランダのフィリップスと
合弁で始めた戦略事業という歴史があります。

こうした事業を切り離すということは、非常に大きな意味があると感じました。

事業再編に関するご相談で、私が普段接することが多いのは以下のような内容です。
・自分が手掛けた事業に見切をつけるのは忍びない
・先代が始めた事業に自分が見切りをつけることができない
・また景気が変われば良くなるかもしれない。


しかし、残念ながら客観的に見ると難しいと思わざるを得ないことが多いのです。

こうした中でパナソニックは、新たな住宅分野、自動車分野に経営資源を
振り分けるべく、英断を下し、実行に移っています。

大企業だから代替案がある、と言うことはできるかもしれません。
しかし大事なことは、捨てるから、新しい取組ができるということです。

新たな取組、事業再編の成功に向けて、日本企業のお役に立ちたいと考えます。
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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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