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SPAモデルとM&A

先日の日経新聞の朝刊で「広がるSPA」という記事が出ていました。

SPAとは日本語では製造小売りと呼ばれることが多いですが、
Aはアパレルの略で、米国の大手アパレルGAPの創業者フィッシャー氏の造語です。
日本では今や誰もが知っているユニクロが代表格でしょう。
従来は製造、卸、小売と分業化されていたアパレル業界で
商品の企画・開発、物流、在庫管理、販売までの全工程を自社管理するビジネスモデルです。
10年位前の中小企業診断士の試験問題にも出てきた位、一時期は流行語のようになっていました


この記事で目を引いたのはアパレルに限らず、他の商材でも製造小売業態が
広がっているという点です。
他に事例で上がっているのは以下の企業です。

・パソコン用メガネをヒットさせた眼鏡の「ジェイアイエヌ」
・独自開発の消費者目線での自転車を製造販売する「あさひ」
・自社企画の生活雑貨の製造販売の「ニトリ」
・独自商品が既に4割を占める靴の「エービーシー・マート」

自社で製品企画から行うことのメリットは原価ダウン、粗利幅アップができることです。
一方、デメリットは大量発注による過剰在庫が考えられます。

また、多くの企業がこうした新業態に踏み出せない理由として
顧客、仕入先のしがらみも多いように感じます。
小売業の枠にとらわれていると、自社ブランド品を作ることは
製造業、卸売業から自社ブランド品を仕入れることでの従来との
取引先との関係を壊すことになるのではないかと考えるのです。

小売まで展開をしているだけに目につきやすいと言うことも
あるかもしれませんが、従来型の仕入販売を中心とする小売業と
一線を画す企業は確実に増えています。
こうした企業ではもはや製造、卸、小売という業態で分けることはできません。

M&Aの目的の一つが規模の拡大である以上、同業種・同業態のM&Aは減ることはないでしょう。
しかし、マーケット縮小時代ではこれまで業態が分れていた業種でも製造小売型のビジネスが増えてくると考えます。

製造は外部委託していたSPAでも製造すも内製化する動きも出ています。
実際に、婦人服チェーンのハニーズはミャンマーに、靴販売大手のエービーシー・マートは
石川県にそれぞれ自社工場を稼働しています。

こうした展開をスピーディーに行う上でM&Aという選択肢は効果の高い選択肢です。
M&Aによって新たな業種業態創り、顧客に対する価値創りに貢献をしたいと思います。



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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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