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M&Aは千三つ?

前回はセレンディピティと言う幸運をつかむ力について触れましたが
今日は反対に、M&Aビジネスの失敗談について書きます。

これは残念ながら、数えきれないくらいあります(苦笑)
今回のタイトルは千三つ
確率で言えば0.3%位、低い成功率の例えとして使われますが、
時として、これを実感することになります。
お恥ずかしい話ですが、披露していきたいと思います。

ある依頼先から自社の売却検討の依頼を受けた時の話です。
依頼先はインターネット通販事業です。
この業界は、比較的小規模の投資から始めることができることと
経営陣が若いのが特徴です。
成功したので次の事業をしたいので売却をしたい
という前向きな企業も沢山います。
今回はまさしく、そのような前向きな依頼でした。
ありがたいお話です。

依頼先が遠方だったので、守秘義務契約を結び、
事前に決算書も頂きました。決算も良好です。
事前ヒアリングと、決算分析の結果、社長を中心に仕入が強く
商品力の強い会社であることが分かりました。

期待をしつつ、初回の社長面談の場に伺いました。
M&Aの売却の話は周囲に漏れたら大変なことになりますので
場所を変えて、近くの貸し会議室で行いました。
電話でやり取りをしていた取締役にもお会いをして、創業からの経緯、
どんな先と組むと良いか等、お話を聞いていました。

しかし、肝心の社長が現れません。
オーナー社長ですから、実際にお会いして、ご意向を確認しないことには話は進みません。
「今日は都合が悪くなった」とのお話で、その日は面談終了です。
変だな、と違和感を感じました。

それからしばらく、社長面談の日程を再調整していたのですが、
なかなか調整ができません。
1か月ほどして、「実は、、、、」とお話を聞きました。

経営陣が対立していることが分かりました。
社長は継続をしたいが、お会いした取締役は別事業を考えており、
意見が対立している、とのことでした。

このような話はよくあることですので、
私から説得することもできたのですが、
面談もして頂く事ができないようでは、仕方がありません。
結果として、このお話はお断りをしました。

勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし
とは松浦静山(最近は野村克也氏でしょうか)との言葉ですが、
M&Aビジネスがうまく行かないのにも理由があります。

原因をさかのぼると、今回は「何か良さそうな話だな」と感じて、
情報収集を行った私のミスでした。
これでは先に進みませんね。

熱い心と平常心、両方を意識してやっていきたいと思います!


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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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