スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

M&Aしやすい会社、しにくい会社③

こんにちは、NIコンサルティングの森 利彦です。

今回はM&Aしやすい会社、しにくい会社の判断要素として
会社の商材・サービスという視点で考えてみます。


例えば、システム開発を行うIT業界の会社があったとします。
M&A案件の紹介を受ける際に、
「ベテラン社員のいる会社」
「技術力のある会社」
という言い方をすることがあります。
こういう場合は注意が必要です。

IT業界は現在のようなオープン化以前は、
システムの言語及びOSは独自規格が乱立していました。

この時代のIT企業の価値はこうしたシステム言語及びOSに
精通している社員をどれ位抱えているかがカギになりました。
言葉を選ばずに言えば、職人の数が重要だった時代です。

しかし、Windows95を起点とするオープン型システムの
世の中となるとどうでしょうか?
独自のシステム言語やOSの価値はどんどんと下がっていきます。

また、システムを一から開発するより、パッケージソフトを
カスタマイズして使っていくパッケージソフト型の世の中になると、
システム開発技術の価値も下がっていきます。


こうした会社が価値を保って、M&A市場でも魅力がある会社となるかどうかは
独自言語を必要とする顧客、市場が開発できるかどうかにかかっています。


それが難しければ、時代に合わせてオープン化、パッケージ化を行い
価値の高いサービスを提供できるかどうかが重要です。

IT業界を例にとりましたが、これはほぼどの業界でも当てはまります。
IT業界はできる言語や製品等で業界標準がある程度存在するため、
まだ目安があると言えます。
他の業界ではこうした判断基準があいまいな所も多々あります。

しかし、確かに言えることは、どの業界でも
カスタマイズ・オーダーメード型からパッケージ型へ
製品型からサービス型へ

というサイクルはあり、顧客から求められる価値は
時代と共に変わっているのです。

対象会社がその業界でどういうポジションで、
どのような商材・サービスを基に価値を提供しているか、慎重な判断が必要です。


■ NIコンサルティングHPはこちら
- M&A について
- M&Aの現場で大切なこと
- M&Aコンサルティングサービスの特徴
- 会社の譲渡・売却のお考えの方
- 会社の譲受・買収をお考えの方
- M&A ご相談の流れ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。