スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

事業承継とM&A

M&Aに関わる仕事をしていると事業承継に関する話をすることが多くなります。
私がコンサルタントとして仕事を始めてから多くの経営者にお会いしましたが、
振り返ってみると、二世経営者、三世経営者の方々にもたくさんお会いしました。

カリスマ的な創業者から事業を引き継ぐ二世、三世経営者は
先代と比較をされて大変ですが、一方で、先代の頃より成功している経営者も沢山います。
これは事業承継が上手く行っていると言えるでしょう。
こうした二世、三世の経営者の特徴を思い出しながら書き出してみます。

(1)準備が早い
経営者の子息は生まれながらにして、事業承継するという選択肢がある訳ですが、
皆が成功している訳ではありません。
しかし、早い段階で覚悟をしている後継者は成功している方が多い様に感じます。

上手にやっていると感じる後継社長に「いつから継ごうとおもったのですか?」と聞くと
・社会に出るころには決めた
・親(先代)にも早めに意思を伝えた

という答えが殆どです。
更に社外での修業に加え、自社に入ってからも様々な部署を経験しています。
そこで、
・特に苦手な仕事の部門で苦手を克服した
・自分の得意な分野で新規事業を立ち上げた

という経験を一応にお持ちです。

何事もそうかもしれませんが、早い段階で覚悟を決めると、やる気が出て
能力は磨かれます。そうすると苦手を克服したり、成功をする可能性も上がるのでしょう。
新規事業を立ち上げることは第二創業にもつながります。

(2)巻き込みが上手
経営者の仕事は「決める」ことです。
すなわち意思決定をすることですが、後継者は決定力+巻き込み力がある方が
上手に経営をしています。
自分で事業を立ち上げて意思決定をしてきた創業者に対して
既存の事業、組織がある後継者はこれらを上手く利用する力が必要です。
これが巻き込み力です。
社員を乗せる力とも言えるでしょうが、意識しておられる方が多いです。

(1)でも上げましたが、苦手の克服、新事業の立ち上げ等で
修羅場を経験している社内の仲間がいるとさらに強いです。

(3)具体的な選択肢を持っている
事業承継に成功をしている方々にはM&Aは縁遠い感じもしますが、
M&Aを考えていますか?」と聞くと、ほぼ皆考えていると答えます。
更に、買収に加えて、売却も考えている方が多いのです。
これは私も驚きましたが、ご自分が苦労をしたことが背景の様です。

M&Aによる売却は社外への事業承継の手法です。
実際に中小企業庁の「事業承継ガイドライン」によると
親族外への承継は既に約4割となっています。
以前に比べると社内世襲をする会社は確実に減っているのです。

このような時代ですから親族、社員のような社内に加えて、
社外への承継も並行して考えておくことは
今後ますます必要になってくると思われます。

社内承継と社外承継、一度お考えになっては如何でしょうか?
早めの準備をお勧めします。


■ NIコンサルティングHPはこちら
- M&A トップ
- M&Aの現場で大切なこと
- M&Aコンサルティングサービスの特徴
- 会社の譲渡・売却のお考えの方
- 会社の譲受・買収をお考えの方
- M&A ご相談の流れ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。