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私にとってのコンサルティングとM&A

あけましておめでとうございます。

先日、尊敬する経営者のお一人とお話をしている中で、
「なぜ、森さんは今の仕事をしているのか?」と聞かれる機会がありました。


年初の所信表明の様なものにもなるかもしれませんので、
私にとってのコンサルティングとM&Aについて記してみたいと思います。

少々長くなりますが、ご関心ある方だけお読みいただければ幸いです。

私がM&A、そもそもコンサルタントになろうと思ったきっかけは
社会人の最初の2年間の経験が大きいと思います。
以下、===内は私の最初の2年間の経験です。

=======================================
私が新入社員として入社した会社は、海外展開をしているスーパーでした。
海外で仕事をしたい、現地の勢いを感じることができる仕事がしたいと考えて選んだ会社でした。
入社1年で海外で仕事ができると先輩社員が言っていたのが印象に残っています。

ところが、入社が決まった頃から、その会社は経営不振が噂され
マスコミにも頻繁にニュースに出るようになっていました。

世間知らずの私は、家族や友人からも心配されながらも
そんなものかな程度であまり気にしていませんでした。

しかし、入社早々、給与の遅配があり、スーパーに納品をする卸業者から品物が入ってこなくなり、
先輩社員、パート職員の方々が続々と退職をしていく中で、日に日に会社の空気が悪くのを感じました。
この時の会社の空気感は今でも覚えています。倒産する会社の空気です。
そして、実際に入社1年目の9月に会社は倒産しました。

倒産の知らせは上場企業だったこともあり、店休の日に自宅のテレビのニュースで
見たのを覚えています。
正直な所、事の重要性を理解するのに時間がかかりました。
実感の湧かない状態です。しかし、時間の経つにつれ重みが分かりました。

一方でそんな中でも不思議なことに会社は経営を続けています。
私には倒産会社は入口封鎖で社長は夜逃げというイメージしかなかったので不思議に思いました。
「会社更生法」が適用されたということです。
やがて、スポンサー企業が決まり、より大きなスーパーの傘下になりました。



残念ながら海外展開は当面厳しそうだったので、私は転職をして、
社会人2年目からリース会社に入りました。


この会社は日本で最初にできたリース会社とのことで、私もやや安心をしていたのですが、
入社して仕事に慣れてきた所、職場で前年と同じような空気を感じるようになったのです。
リース物件を購入した先からの支払いに関する問い合わせがやたら増えたり、
支払短縮依頼があったり、先輩社員の退職が続いたり、、、、

結局、この会社も同じように社会人2年目の9月に倒産をしました。

しかし今回も入口封鎖は無く、社長の夜逃げもありません。
購入先から吊るし上げを食らうことも、私は殆どありませんでした。
今回も「会社更生法」が適用されたとのことです。
やがて管財人と言う方から、会社分割をしてリース部門はそちらに移管をする、
更に一旦退職金を分配すると、満額ではないにせよ退職金を頂きました。
やがて分割された会社は外資の会社のグループ会社となりました。


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社会人最初の2年間は正直な所、あまり仕事をした記憶がありません。

しようにも仕事が無い時期も続きました。
やる気だけは人一倍の時期に非常に悔しい思いもしました。

しかし、今となって振り返ると非常に重要な2つの学びを得ることができたと思います。

一つは、会社は経営方法によっては倒産するものであること。

これは私が経営コンサルタントを志す上でのベースになっていると思います。
関与するクライアント企業の皆さんにはあんな思いはして欲しくない、
きちんと将来の事を考えて安心して働く事ができる会社づくりのお役に立ちたい、
という思いにつながっています。

もう一つは、会社は色々な法律や制度によって売買ができるようになっているということ。


私が一社員としてではありますが、こうした会社更生法のような制度によって
結果的には守られていましたし、会社分割等の手法によって他グループの社員となることができました。

一方で残念ながら、こうした制度も適用されず、倒産を迎える会社が多数あります。
経営者、管理職、社員、パート、アルバイトなど、立場は色々ですが、無念さは一緒だと思います。
自社だけでは難しければ、他の会社と一緒にやっていくという選択肢があって良いではないか、と考えます。

NIコンサルティングに入社をして、しばらくはそんなことも忘れる位、忙しい日々が続きました。

しかし、入社10年を機にM&Aの世界に入ることになり今に至っています。

振り返ると、これは私にとっての天命ではないかと考えています。
天命に向かって、コンサルティング、M&A、に向き合って行きたいと
そんな気持ちで2014年に取り組んでいきたいと思っています。






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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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