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教育業界のM&A②

前回は教育業界で「ナガゼ、早稲田塾を買収」について触れました。
今週も教育業界で気になる記事が出ていました。
11月6日付の日経新聞の「Z会」「ナガセ」少子化時代の勝ち組という記事です。

私は高校生の時、Z会の通信講座をやっていました。
受験勉強の経験のある方はご存知の方も多いと思いますが、
私が受験生の頃は、大学受験向けの通信教育と言えばZ会でした。
毎回毎回あっと言う間にやってくる締切に向けて、難問を解いて、
赤ペンで真っ赤な採点結果に一喜一憂していました。

そんな経験があるのですが、この記事を読んで驚いたのは
社会人向けの「Z会キャリアアップコース」という講座です。
英語の講義をネット再生で受講するというもののようですが、
通学の口座に比べて自由度が高く、社会人に支持されているとのこと。
中高生向けの教育で培ったきめ細かな添削指導が特徴となっており、
全体ではZ会24万人の会員の3%だが年率10%の割合で伸びているとあります。

更に、今後は資格取得予備校大手のTACと組んで、国家公務員試験や公認会計士
の通信教育を始めるとのこと。
TACは中小企業診断士取得に向けた講座も持っており、面白いコラボレーションだと思います。

前回も取り上げた東進ハイスクールを展開するナガセも大学生以上の大人向け講座を強化しているようです。

両社に共通することは、減少する高校生に対して、減少幅が少ない大学生及び
大人の市場へと積極的に進出していることです。


しかし振返ってみると、教育業界と言うのはこれまで市場が細分化されていたことに気づきます。
ざっと思いつくだけでも以下が挙げられます。
・幼児、小学生、中学生、高校生、浪人生、大学生、社会人という区分。
・塾、語学教室、予備校、通信教育、家庭教師、eラーニング等の学習手段の区分。

全体のマーケット縮小によって、これまでの業界の各プレイヤーが得意としていた
事業ドメインが維持できなくなってきていることがよく分かります。


教育業界は出生者数を基にして、比較的、生徒数、学生数の把握がしやすく
結果としてマーケット規模がつかみやすいように見えます。

皆さんの自分の商材のマーケットは如何でしょうか。

教育業界の状況は決して他の業界のことではないと、私は考えます。

自社がどこにいるか、どこに向かおうとしているか、そこに向かうための最適な方法は何か。
常に意識していたいと思います。

そして、最適な方法がM&Aであれば是非とも提案をしていきたいと考えます。


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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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