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M&Aで「勝ちて和す」

非常に良い言葉だと思いましたので新聞から引用させて頂きます。

2014年3月14日付の日経新聞「私の履歴書」で
東芝相談役の岡村正氏が言っておられたのが「勝ちて和す」です。


これは、岡村氏が東芝でATM事業を統括していた際に、事業売却を
検討して、決定、実施に至った経緯についての内容です。

東芝はATM事業が弱く、単体のシェアは当時10%。
業界2位で30%のOKIに売却するという決断をしました。
その決断を支える価値観がこの「勝ちて和す」ということです。
元西鉄ライオンズの名将 三原修監督の言葉とのことですが、
「勝ってこそチームワークは生まれ、生きがいも感じられる」
という意味だそうです。


東芝単体では厳しいATM事業がOKIと一緒になることで
勝つことができる、ということの例で引用をされたのでしょうが、
M&Aの仕事をしている身には非常に響いた言葉でした。

私はM&Aの仕事で日々色々な経営者の方からのお話を伺いますが、
共通して感じるのは、マーケット縮小による閉塞感です。
業界が少しずつ縮小しており、売上が減り、利益も減っている。
この状態が続いている会社が明らかに増えています。
幸い、過去の蓄積があり、すぐどうこうということは無いのですが
「このままではジリ貧で負け組になる」という閉塞感があるのです。


こうした状態ですから、他社との資本・業務提携を検討するということに
なるのですが、実際にお話を進めると中々進まないのが実情です。
「そうは言っても、また景気が良くなってきたからやってみる」
「この会社と一緒になっても、文化が違い過ぎて厳しいのではないか」
「この会社とは競合だから、話もしたくない」
お話の中で必ず出てくる話です。

無論、M&Aは簡単ではありません。
企業文化の違いも配慮は必要でしょう。
しかし、現状のビジネスで本当にこのままやっていけるのでしょうか。
そもそも自社の置かれている市場が急に無くなることは無いのでしょうか。
その場合は競合企業ももろとも、存続できなくなる可能性すらあります。
この目を背けたい現実に目を向ける必要があります。

こんなことを日々私が考えている中で「勝ちて和す」は私にとって非常に響く言葉でした。

M&Aのゴールは「勝つ」ことです。
勝つことができれば、組織の結束は固まる。
逆に文化が近くても、負ければそれまでです。


私は勝つための最適なストーリーづくり、企業マッチングの
お手伝いをしていきたいと考えています。


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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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