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ガソリンスタンド業界に見る経営環境変化

前回のブログ燃料商社シナネンが、自転車小売業「ダイシャリン」ブランドを
展開する青葉自動車販売を買収した事例
を紹介しました。

これにはガソリンスタンド業界の環境変化が大きく影響しているようです

1月25日、26日の日経新聞で「給油所サバイバル」という記事が掲載されていました。
これによると、燃料業界の中でも特に厳しいガソリンスタンド業界の
経営環境の変化
が以下のように書かれてます。

・ガソリンスタンドの拠点数は2004年のピークから4割減である。
・2030年にはガソリンの内需は現状より6割減の政府試算がある。
・全国石油協会の11年度調査では対象1572社のほぼ半数が営業赤字である。
・ガソリンを貯蔵する地下タンクで40年以上のものには危険防止装置が義務付けられ
 その負担が1カ所で500万円かかる。


こうした経営環境を踏まえて、今後ガソリンスタンド業界の再編はますます進む
と考えられます。


一方で、ガソリンではなく燃料という切り口で見ると違った動きが見られます。

・日産自動車は電気自動車リーフの世界販売150万台を目指したい。
・充電インフラ整備のために急速充填機の設置でJX日光石油、昭和シェルなどが
 充電サービスで手を組んだ。
・石油業界ではトヨタ自動車等各社が開発を進める燃料電池車に注目が集まっている。
 これには燃料として水素が必要となる。
・石油の元売りにとって、水素は精油所で生産され、危険物となるため相性が良い。


水素ステーション建設には1カ所6億円という高コストがネックになっているようですが、
これらが今の給油所設置費の2倍の2億円に収まれば先が見えてくるとのことです。

給油所の強みは全国3万7,000カ所の拠点数です。
例えば、出光興産はイエローハットと連携資本業務提携をすることで、
系列500カ所でイエローハットの商品を取り扱うという新たな取り組みが見られます。


これまでの燃料は燃料、車関連部品は車関連部品という販売の視点から、
消費者にとってワンストップ購入という視点に変わっているように思います。


従来の燃料販売に収まらない、新たな業種業態が生き残りのカギになりそうです。



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プロフィール

森 利彦

森 利彦 早稲田大学商学部卒業。
小売業、リース会社を経て、NIコンサルティング入社。
250社以上の可視化経営に関わるコンサルティングを実施後、教育研修事業、M&A事業に携わる。
中小企業診断士 PHP研究所認定ビジネスコーチ。

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